verify.tokyoには、大きく2種類の組成分析があります。
RoHS指令既製物質分析と金属・樹脂材料組成分析です。
RoHS指令が2003年の公布から十年、それ以来いろいろな方面で環境問題に非常に敏感になっているものづくりです。また、海外からの輸入品においても品質管理がきちんとなされているかが問題になります。
但し、成分分析を行うには高価な装置が必要。または何処かの分析サービスを行っているところに依頼しても費用が高額に成りがち。
そのような心配に当社では簡易定量分析をお勧めしています。簡易定量分析とはカドミウム、鉛、水銀、全クロム、全臭素の分析になります。
RoHS指令に対応していることが当たり前となっている現在、確認のためだけに1物質いくらの精密分析を行うよりも安価に早く分析が出来ます。そこで万一、クロムや臭素が基準値以上に含有されていた場合にターゲットを絞って精密分析をする、といった方法が最適です。当然のことながら確実に六価クロム、PBBs、PBDEsの含有が分かっている場合は精密分析をお勧めします。
また、当社の簡易定量分析は即日での対応も行っておりますので急に分析しなくていけなくなった場合でもお気軽にご相談下さい。
未知の素材に遭遇した際、わからないままにしておくと、トラブルの基になることは容易にご想像できるかと思います。そのような場合には弊社の組成分析サービスは如何でしょうか?
材料の推定をする為には、スペクトル解析や硬度測定、放電、火で炙る、等と色々な方法が御座いますが最適な方法で推定のサポート致します。現物しかなく破壊することが出来ないというものでもお気軽にご相談ください。
まずは、組成分析をしたい製品の図面や製品の写真などをお送り頂いた後に、詳しく打ち合わせをさせて頂きます。(お急ぎの場合は、電話やメール等での対応も可能です。)
御打合せ後に弊社担当者より、最適な分析のご提案と合わせて御見積のご連絡をさせて頂きます。
測定物や要求などに合わせ、スクリーニング分析・解析を行っていきます。
分析・解析結果を基に報告書の作成を致します。基本的には弊社フォーマットでのご提出となりますが、ご要望に合わせてご指定の書式にて作成することも対応可能です。
出来上がったデータの確認後、納品をさせて頂きます。
組成分析を行っていく上でスクリーニング分析は必要です。
それぞれの成分に対し最適なアプローチが必要となってまいりますので、まずはお気軽にご相談ください。
エネルギー分散型蛍光X線分析装置EDX:試料にX線を照射して発生する蛍光X線の波長や強度を解析することにより構成する元素の種類や含有量を調べる装置です。
非破壊で固体・液体・粉体などの元素分析が行えるので分野を問わず、幅広い方面で活用が可能です。
その為、RoHS指令に関する使用禁止物質の含有分析に使用されています。
当社ではRoHS分析以外にも成形品の成分分析、不純物混入の際の不純物の特定等々、トラブルの際の原因究明にも使用しております。
フーリエ変換赤外分光光度計(FTIR):蛍光X線分析装置は主に金属等、無機化合物の成分分析に使用するのに対し、このFTIRは主に有機化合物すなわち化学合成材料(樹脂材料、化学薬品 etc...)の構造推定を行う分析装置です。
EDX
FTIR