リバースエンジニアリングの事例や種類について

リバースエンジニアリングの種類

リバースエンジニアリングの必要とされる分野は多岐にわたります。

リバースエンジニアリング事例

ある装置の1部品が壊れてしまった場合、その部品を残っている物から測定・試作を行っていく事で、

もう一度装置を動かす1部品を作り直すということが出来ます。

 

また、設計段階で競合他社の品物を調査解析をするという事例も

聞いた事がある方がいらっしゃるかもしれません。

 

栄商金属ではお客様の要望に応えて、「測定」や「解析」だけというのは勿論、

その先の「何をどうする目的で」という観点から提案・ご協力を一貫して行う事が出来るのが強みです。

 

 

リバースエンジニアリングの流れ(一例)

「デザイナーや職人がワンオフで作った製品の付属品を作りたい! 」

このような場合、栄商金属でのリバースエンジニアリングの

ご提案の流れとしましては下記のようになります。

リバースエンジニアリング事例

 

  1.  製品がどのようなモノで、どのような使われ方をしているのか、また付属品はなんの為どのような用途で使われるものなのか
  2.  1を基に、製品をどのように測定するべきかの提案
  3.  2の測定結果を基に、付属品の図面を作製
  4.  3で出来上がった図面を基に試作・検証
  5.  試作を基に最終的な量産用の形状に変更し、再試作
  6.  量産品の完成

 

 

リバースエンジニアリングの図面

リバースエンジニアリングによって、作られる図面は単体のままでは測定結果のレポートの一種。

という位置付けだと栄商金属では考えております。

 

製品は作成される際に、機械加工の精度等も見込まれて図面を作製されているものですが、

測定するもの自体は機械精度も織り込んで出来上がった物の為です。

リバースエンジニアリング事例

 

その為、目的に応じて終着点が変わってきます。

①現物がどのようなモノなのか解析したい
→ 現物を出来る限り再現できるような測定を行ったうえでの図面化

②同形状製品を再設計し作り直したい
→ 現物からとれる寸法を基に2~3個測定してばらつきを見たり、製品の使われ方、加工方法を基に図面でいう基準値を探し出した上で図面作製

などがあります。

②の場合には、試作を作り確認・検証をお勧めしております。

 

上記の為、栄商金属では図面化のご相談の際に、目的や仕様等を

お伺いしお客様に合わせた提案をすることを大切にしております。

 

 

リバースエンジニアリングの製造

リバースエンジニアリングの製造の場合には、試作をお勧めしております。

リバースエンジニアリング事例

 

測定・図面化した際に、現物がどうなっているのかは図ることができますが、

摩耗してしまってその形状なのか等の判断がつかない場合も多く、そのまま製作して

目的にそぐわない物が出来上がる可能性も御座います。

 

製造の場合には測定機に機械精度があるように、加工機にも機械精度があり、

目的に合わせて図面を作りこむ必要が御座います。

 

その為、栄商金属では目的や仕様等をお伺い、お客様に合わせたご提案をすることを心掛けております。

 

 

リバースエンジニアリングの精度

リバースエンジニアリングに使われる精度では色々な要素が絡んできます。

①測定機の精度

②ソフトウェア上の精度

③加工時の機械精度

 

単純に累積というわけにもいかず、得意な部分等も変わる為それぞれを使い分ける必要が出てきます。

リバースエンジニアリング事例

 

①測定機の精度

測定機の機械精度では、一般的に接触式三次元測定機では1~3μm程度といわれており、

非接触式のラインレーザーでは50μm程度となります。

非接触式の中ではデジタイザーと呼ばれるスキャナーがあり、

レーザーの波長の強い物や独自の技術を使い20μm程度もあります。

また、CTスキャンは寸法測定について精度保証している機械がまだ少ない上に、

ミリフォーカスやマイクロフォーカス、ナノフォーカス等と測定物の

サイズや目的に応じて機械自体が変わる為、お気になさる場合にはお問合せ頂ければ幸いです。

リバースエンジニアリング事例

 

上記のみを見てしまうと、接触式の方が精度が高く、

非接触式の方が精度が悪く捉えがちですが、厳密には1点当たりの精度でのお話です。

 

接触式では1点1点の精度は高い物の、自由曲面などを図る為には

多数の点をプロットしなければならないこと、また、その1点が窪みや凸部に

あたってしまう可能性もあります。

 

逆に、非接触式では1点1点での精度というよりも全体での統計から形状を

追っかけて行く目的が強く、その面がどう歪んでいるのか?などを図る際には最適です。

 

しかし、光を使う特性上、鏡面の物や透明の物、黒い物は苦手だったり、

形状でも穴や入り組んだ場所では、乱反射してしまい結果ノイズとなって再現が難しい場合もあります。

リバースエンジニアリング事例

 

CTスキャンの場合には、接触式の端子が届かない箇所や、

レーザーの光が入ってこない場所を映すことが出来ます。

しかし、X線の強度によって「奥まで届かない材質」や、

「金属と樹脂の複合材だとうまく境界が出ない」などの

問題も出てくる場合がございます。

 

②ソフトウェア上の精度について

スキャン業界の各社であまり出てこない内容では御座いますが、

世の中に出回っているリバースエンジニアリングのソフトは

位置合わせ(スキャンしたショットの重ね合わせ)が必要になるものがほとんどです。

 

その際、どのように位置合わせされるのか?については、ソフト依存になってしまっており、

位置合わせされたデータは完全に同一の状態で移動されているのか?などなどは

追いかけるのは困難と言わざるを得ない状況です。

その為、栄商金属では精度が必要なものは三次元測定機での

接触式+非接触式をご提案する場合が御座います。

リバースエンジニアリング事例

 

接触式で座標系を取り、非接触式でスキャンをすることで、

ソフト上での変換・移動等の見えない部分をなくすことが出来ることが

機械のパフォーマンスを引き上げることにつながると考えております。

 

必要な部位にのみ必要な精度での測定を行うという事がコストの面でも

お客様のご要望にお応えできる栄商金属ならではの強みとなります。

 

③加工時の精度

①、②で出来上がった図面でも想定される加工によって精度が満たせないものも数多くあります。

それは、同時に測定する品物がその精度で出来上がった物である言う事になりますので、

測定時に精度を突き詰める必要がなく結果的にはコストダウンにつながる場合も御座います。

 

 

リバースエンジニアリングの解析

リバースエンジニアリングの分野の中に出来上がった製品の検証目的で、

図面化をして、解析を行うことがあります。

 

図面が理想の形状でありますが、加工する際、機械精度があるため、目的などに応じて公差を設けます。

「CAD上ではうまく回っていたのに」

「CAD上ではうまく組みあがったのに」

などなど、トラブルの際にはやはり製品が現在どうなっているのかを

確認するため寸法測定・形状測定・図面化、その後解析を行う事でトラブルを解決することができます。

 

栄商金属では、図面の寸法表記に対する確認は勿論、CADと比較してどうなのか?

というカラーマップなどを用いた寸法では表記できない「形状としての理想との差」への

測定についてのアプローチを複数持っております。

 

「世界の試作工場大田区」で「ものづくりの町医者」として培われた経験は、

お困りごとに最適と思われるご提案をできると確信しております。

 

リバースエンジニアリングの事なら栄商金属へお気軽にお問い合わせください。

 


ものづくりの町医者 栄商金属株式会社
〒146-0092 東京都大田区下丸子1―17―18
TEL03-3759-1207
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